ガキ大将の森キャンプinくちくまの

                                          今回3度目となる、プロデューサー・崎野隆一郎氏監修の
「ガキ大将の森キャンプ」を、和歌山県上富田町を舞台に開催します。

森や川、生きものとのふれあいから気づく自然の大切さ、日の出とともに起床し日の入りには就寝する、毎日くりかえす生活の大切さ、太陽の下元気いっぱい遊び笑い、時にはケンカし一緒に涙する仲間の大切さ、そして、未来の可能性を秘めた自分自身の大切さ、自分にとって本当に大切なものとは一体何なのか、デジタルから離れたこのキャンプを通して、考えるきっかけになればと思います。
私たちキャストは、子どもたちと共に悩み、子供たちが自分で考え、行動し、解決していくための手助けをさせていただきたいと考えています。
この夏、1週間の体験を経て子どもたちが未来の無限の可能性に向かって、果敢にチャレンジしていく意欲につながることを願っております。
皆様と一緒に1週間のキャンプができることを、キャスト一同心より楽しみにお待ちしております。

開催概要

名称:2024ガキ大将の森1週間キャンプinくちくまの
~仲間と過ごす8日間 熊野古道を歩き、熊野本宮大社を目指すロングウォーク~

主催:一般社団法人南紀ウエルネスツーリズム協議会
協力:株式会社ベースブレーンワーク
監修:崎野隆一郎(ハローウッズ 森のプロデューサー)
後援:上富田町、上富田町教育委員会
実施:2024年8月17日(土)~8月24日(土)
場所:和歌山県上富田町(詳細は参加者にご連絡いたします)
募集:定員21名に達するまで  第1次締切:6月14日(金)17:00
参加:小学生4年生~中学生3年生まで
申込:申し込みフォームからお申込みください。

参加条件

1、小学生4年生~中学生3年生(男女問わず)
2、健康でプログラムに参加できる方。(60kmウォークなど)
3、開催の趣旨を理解し、ルールを厳守し、参加できる方。

コンセプト・生活について

今回のテーマは「食」「自主性」「思いやり」。

全国から集まる仲間と熊野の大自然とともに生活をします。
朝早く起き、体を動かし、仲間とご飯をつくる。
日中は山を歩いたり、川で遊んだり、自然のパワーを全身に浴びながら、思い切り楽しみます。
ガキ大将キャンプでは子どもが主役です。キャストはあくまでもサポート役です。
子どもたちが仲間・チームで考え、試行錯誤し、解決を目指すその行動を見守り、ときにサポートをします。
仲間同士がけんかをしたときには自分たちで話し合い解決に向けて実行します。
キャストは、睡眠や食事、トイレ等、困ったときに手を差し伸べる、頼りにされる、安心して次のプログラムに打ち込める、そのような状況をつくるために、子どもたちとコミュニケーションをとり、子どもたちが前向きに安心して7日間を過ごせるように行動します。

毎日何となく食べている食事の大切さを感じてもらうため、米農家の方に炊き方や米について教えてもらいながら子供たちには自分でおいしいごはんを炊いてもらいます。米農家の方の想いを聞く事で食器に米粒を残さないようにするなどの気付きを得られればと考えています。そのほか近所のレストランが育てている畑で野菜の収穫をし、収穫した野菜をそのまま夕食に取り入れたり、地元の方にこの地域の家庭料理でレシピを作成していただき、調理時も一緒に作ってもらいます。
最後の夕食は集大成として子供たちだけで好きな料理を作ります。その際に必要な食材は歩いていける距離にあるスーパーで子供たちが買い出しをすることで毎日食事を考え、作る事の大変さや決まった金額で買い物をする難しさを感じてもらえればと考えています。

自主性

いくつかの班に分け、班の中で自分から考え行動する機会を設けます。
貸し出した道具などを自分たちの班で管理・最終日に清掃して返却することで責任感や物の大切さに気付いてもらいます。就寝前に班で話し合う時間を設け、1日の反省点や改善点などを共有する事で自分の行動を振り返る。翌朝に各個人の小さな目標を発表し、それを達成することで自信に繋げていきます。人前で話すことに慣れ、自発的に発言する機会を増やす事を目標とします。
空白の時間を多く取り入れ、デジタルから離れた環境での過ごし方を考え、仲間たちと自分の楽しみ方を見出す。

思いやり

前回のガキ大将キャンプでも感じましたが、基本的には自分の事以外は興味が薄く誰かのために何かをするといった事はほとんど見られませんでした。今回は班で行動することにより自分のすべきこと、できることを考え、キャストから「やってあげて」などの声をかけることなく、自分で気づき、思いやりを持ち進んでやってあげられるような仕組みを考えていきます。

この経験を経て、家庭や学校生活でも様々なことに対して自分が考え行動していける力を養い、子供たちが心身ともに成長することを最大の目標とします。